目黒区で活動しているアマチュア
マンドリン・ギターアンサンブル「ベル・クォーレ」のHPです
 
 

小出 雄聖

 大阪に生まれ、4歳よりピアノ、5歳よりヴァイオリンを始め、相愛学園子供のための音楽教室にて斎藤秀雄氏のもと同オーケストラコンサートマスターを務める。演奏家を目指して東京芸術大学付属高校を経て同大学を卒業するが、手の故障を契機に指揮活動を始め、セルジュ・チェリビダッケ氏のセッション、タングルウッドのサマーセッションにて研修、とくにチェリビダッケ氏からは多大な影響を受ける。
 1996年に渡米し、マイケル・チャーリ氏のアシスタントを皮切りに、ボストン・ムジカ・ヴィヴァ、マネス・オーケストラ、ニューアムステルダム・シンフォニーを振る。翌年ニューヨーク・フィルハーモニック主催のマスタークラスにて指揮したシューマン、ブラームスをクルト・マズア氏が絶賛、「的確で創造性に富む指揮」と評され同氏アシスタントの一方、フィリップ・アントルモン氏の信頼を得て世界のオーケストラの指揮台に立つことになる。
 アメリカではシンフォニエッタ・サファイヤ(1997〜98シーズンから2000〜01シーズンまで常任指揮者)をはじめ多数を指揮、またカリブ海のサント・ドミンゴ音楽祭にも招かれる。2001年よりヨーロッパへも活躍の場を広げ、オルケストラ・プロヴィンスィア・ディ・ バーリ(イタリア)、ユトレヒト・カメロルケスト(オランダ)、フィラルモニカ・ブラショフ、 フィラルモニカ・オルテニア、 フィラルモニカ・プロイエシュティ、フィラルモニカ・トゥルグムレシュ、フィラルモニカ・タルゴヴィシュテ、フィラルモニカ・ラムニク・ヴァルチャ、 フィラルモニカ・サトゥマーレ、 フィラルモニカ・スィビウ(以上ルーマニア)に登場。
 「雄聖!その精緻で深い音楽!」と賞され、ノゥア・オーケストラ・トラスィルヴァーナ常任客演指揮者兼アーティスティックアドバイザーに任命され(2006〜07シーズンより)、それを機にヨーロッパでのさらなる活躍が期待されている。
 日本では京都市交響楽団、大阪センチュリー交響楽団、東京交響楽団、東京シティフィルハーモニック管弦楽団、広島交響楽団、群馬交響楽団を指揮。指揮法をエルヴィン・ボルン、カール・ビュンテ、久山恵子、山田一雄、マイケル・チャーリの各氏に、和声法・対位法を 國越健司、 池内友次郎、ロバート・クックソン、楽曲分析をカール・シャクター、作曲をディビッド・ローブの各氏に師事。
 

【YouTube】 小出雄聖指揮 メンデルスゾーン 交響曲第3番

【YouTube】 小出雄聖指揮 シベリウス 交響曲第7番

【YouTube】 小出雄聖指揮 ウェーバー オベロン序曲(リハーサル)






國土 潤一

 1956年東京に生まれる。1979年東京芸術大学音楽学部声楽科卒業。1982年同大学大学院音楽研究科修士課程(独唱テノール専攻)修了。その後、旧西ドイツ国立デトモルト音楽院(旧北西ドイツ音楽アカデミー)に留学。1987年に帰国した後 は、ドイツ歌曲を中心とした演奏活動や、『レコード芸術』『音楽の友』誌を中心とした音楽評論、後進の指導、合唱指揮を始め、講演、講習、コンサート・ナビゲーション等も行っている。
 声楽をテオ・リンデンバウム、リヒャルト・ホルム、伊藤亘行、川村英司、山路芳久、松村健太郎、ドイツ語舞台発音法をハンス・クールマン、ピアノを中野俊也、合唱指導法を田中信昭、和声法を矢代秋雄、浦田健次郎の各氏に師事。
 東京学芸大学、武蔵野美術大学、文化学園大学、放送大学講師。三菱UFJ信託芸術文化財団理事。出光音楽賞推薦委員。文化庁関係では、新進芸術家海外留学審査員・文化芸術による子供の育成事業委員・芸術撰奬文部科学大臣賞推薦委員を折々務める。
 合唱指揮の分野では、クルト・マズア、池辺晋一郎氏の副指揮者を務め高い評価を得た。平成27年度下総皖一賞を受賞。(2019年12月現在)